
デザイナー兼防災士のリスままです。
お家でペットを飼っています。という方も多いと思います。ペットと言っても犬、猫、ハムスター、インコ、金魚、カメ、カブトムシなど本当に様々ですよね。温度や湿度の管理が難しいトカゲやヘビを飼っているという方もいると思います。1匹だけではなく何匹も飼っている方もいると思います。先日、テレビである芸人さんが猫を10匹ほど飼っていて、災害の時連れていきたくても一人で運べないと言っていました。
ペットの避難所
災害が起こりそうな時、ペットはどうしますか?
各自治体によって決まりがあると思いますが、基本的にペットは避難所に連れて行ってもいい(同行避難)。というふうに決まっています。(詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください)
詳しくはこちらの環境省のホームページにも記載されています。よかったら読んでみてください。
ペットを避難所に連れて行く際には飼い主として知っておいて欲しいことがあります。避難所には動物が苦手な方ももちろんいます。アレルギーの方もいるでしょう。音に敏感な方もいると思います。避難所にペット連れていっても一緒のスペースに入れるとは限りません。体育館の軒先や雨をしのげる場所にペットのスペースができ、そこにペットはいることになります。
- 水やペットフード、ペットシーツはないので必ず持参してください。
- 避難所では首輪やリード、ゲージが必要です。猫ちゃんの場合、首輪やリードに慣れていないこともあるかもしれませんので慣れさせておくことも大切です。
- 首輪やリードには必ず連絡先を書いておきましょう。はぐれてしまった場合のことを考えておきましょう。
- 日頃から健康管理をきちんとしておく。狂犬病予防注射やワクチンの接種などを行っておきましょう。
- 避難所の運営は自治体や住民の方がやっています。皆さんも被災者であることには変わりません。ペットの面倒は自分自身で世話をしてくださいね!
『避難所に連れて行くのが難しい場合どうしたらいいですか?』という質問をよくされます。
その場合はペットを緊急時に預かってくれる場所を事前に探しておくことが必要です。例えば、友人や親類にお願いする。ボランティア団体に事前に連絡しておく。動物保護施設なども受け入れをしている場合があります。ただ、預けてしまって引き取りにこないという場合もあるのが現状です。ペットは家族だということを忘れず、同じように防災グッズや避難の仕方を考えておくのが飼い主としての責任です。
ペットの防災グッズ
ペットの種類によって違うと思いますので、参考程度にしていただいてご自宅のペットに合わせたものを選んでください。(犬、猫を参考に選びました)
- お水
- ペットフード
- 首輪、リード、ゲージ
- ペットシート
- 防臭袋
- くつ下(地震で崩れた場所を歩かせる時に必要。人間の靴下でも可)
- ペットの写真(いなくなった場合探すときに必要)
- ペットの詳細(名前や特徴、注射の有無や性格など)
- 好きなおもちゃやおやつ
防災グッズや非常食、避難の仕方は家族によってさまざま。ペットも大切な家族、同じように考え備えましょう!
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